こんにちは頑張る配達おじさんTaku3です。今年目標にしていた簿記3級にやっと受かりました。7月中に3回テストセンターで受け「落ち」、8月に仕切り直してようやく合格することが出来ました!これから簿記試験を受けようと思ている方、50歳過ぎで記憶・集中力が落ちてきて不安に思っている方、ぜひ最後まで読んでみてください。おそらく参考になると思います。
受験理由
普段、Uberブログで報告している以外に「せどり」「不動産臨時収入」など本業以外の収入があり、UberEatsを始めるタイミングで青色申告・個人事業主申請をしたこともあり、副業初年度から「損益計算書」「賃借対照表」を作る必要がありました。幸いなことに身内に税理士が居た為、主要部分の作成はお任せしていました。昨年度分からその税理士が使用している作成ソフトを自分のパソコンに入れてもらい自分でも入力をすることにしましたが、「あまりよく分からず教わった通りに入力」していた状態でした。やっていると「利益の仕組み」が少しづつ分かり「定年までに事業本格化」を目標に「経営者として簿記の理解が必要」と思ったのがきっかけです。またYouyubeでホリエモンさん、ひろゆきさん、両学長なども「簿記の重要性」を説いていることも受験の後押しになりました。
勉強期間も3か月ほどで獲れるとのことでしたので、年3回の試験がある(パソコンで受けるCBTテストは通年実施)とのことで2月をターゲットに11月よりスタートしました。
勉強教材
私の場合は通信教材の「クレアール」を利用しました。書籍「お金の大学」の著者 両学長がオススメしていて合格率・理解しやすさを押していましたのでこちらに即決め、申し込みました。価格も「10,000円ほどで業界内、ずば抜けて安い!!」ことも納得理由でした。心配な方は、無料資料(DVD付)で内容を画像を通して確認できるので請求してみると良いでしょう。
画像講義があるので「DVDで学ぶタイプ」と「PCにてサイトから学ぶタイプ」がありますが、PC(スマホ)でどこでも学べる後者にしました。電車の中でスマホで見れるので通勤時間が長い方にはお勧めです。
数日後にテキストが送られてきますがA4サイズのBook型で「受講テキスト」「問題集」、その他「講義ノート」「過去問」など結構な量の資料が到着します。DVDにしなくて良かったと思いました。
勉強時間の工夫(理解力・記憶力との闘い)
久しぶりの勉強らしい勉強でとても苦戦しました。
勉強時間は頭がすっきりしている「朝6時から1時間」を基本時間として毎日やることに決め、いざスタート。また、通勤に1.5時間かかる為、スマホで見れる環境セットし、ここで画面学習をするように心掛けました。
初めてみて、ビデオ受講は「見やすく理解しやすい」ものの、「専門用語の記憶」「貸方・借方」への振り分けなど馴染みがない分なかなか記憶として定着せず、「合格できるんだろうか?」と不安を感じました。しかし、「合格しなくても知識が付けばよいか!」と自分に言い聞かせコツコツ勉強をつづけました。
途中挫折ありました。ビデオ受講は1か月半ほどで全部視聴したものの、仕事、他の副業で時間が取れないこともあり、中2週間など空いてしまったこともあり、それまで覚えていたことも「にわか覚え」となってしまい再度1からやり直したことも何度かあり、なんだかんだで受験申し込みまで6か月もかかってしまいました。私の失敗・反省からオススメする勉強方法は以下の5点です。
- Goalを決める(受験日を決めて申し込みのタイミングまで調べておく)
- 簿記の全体感を早めに身に着ける(さらっとでも最後まで1通りやってしまう)
- テスト1か月前は過去問を集中して何度も行う
- テストの1問目、3問目で70点(合格ライン)をとれるようにする。
- 1時間のテスト時間を身につける。
Goaiを決める: はじめ期限を決めずに取り組みましたが、ズルズル伸びました。危機感大切です。
また、本試験申し込みは申し込み開始直後にしましょう。念3回しかないこともあり、すぐに埋まってしまいます。私は6月のタイミングを逃してしまったので、CBT試験なるテストセンターで受けられるものに1ッ月後の予約をとりました。こちらはほぼ毎日行っており、時間帯も選べるので忙しい方にはお勧めです。
簿記の全体感を早期把握する: やってみて分かりましたが、最終的に何を行うのかが分からないと
今やっていることが何なのか?が分からずモンモンとして理解力が欠けます。全体感を把握したうえで、問題集をやり、分からない部分を細かく確認していくと効率よく覚えられると思います。
過去問集中: 合格のカギは実際の出題問題の理解です。出来るだけ多くやって傾向とパターンを把握すると有利です。
1問目と3問目を重点的に対策する: 個々の配分が高く合格への早道です。ここが完璧なら合格します。2問目は補填ぐらいに考えたらいいでしょう。(意外に時間も掛かります。)
テスト時間の体感: CBTテストは1時間で大きな3問を回答していくこととなります。1問目は確実に10~15分以内に回答できるレベル、2問目は簡単なら10分で終わらせる、残り30分強で3問目のラスボス的問題に時間を割いて点数を貸せぐ。こんな感覚を数こなして身につけることをオススメします。
「1日1~2時間」、休日などは「まとめて勉強」する時間を決め集中して行うと理解力は高かまり知識定着に繋がると思います。
テスト準備(失敗談&成功談)
一通り簿記を理解し、ある程度問題になれたら いざテストです。わたしは合格まで4回も掛かってしまいました💦。1回の失敗はしょうがありませんが、無駄なく合格するために私の失敗を参考にしてください。私のような50代で久々に試験に臨む方は要注意です!
- 1回目 「1時間のタイムリミット」
- 2回目 「天気予報を信じましょう」
- 3回目 「合格でできない本質を理解しましょう」
- 4回目 「準備万端なら合格します」
1回目の失敗: 1回目の失敗はテストシステムの理解不足でした。CBTテストは雑居ビルなどの1フロアにパソコンが数台配置され、時間予約をして受験するシステムです。記述式でなくキーボードを使った入力式になるので少し勝手が違います。試験に臨む注意点は以下の3点です。
1、羽織物か長袖を用意しましょう。(機器の熱が上がらないよう室内は「寒い」)
2、用意されている遮音ようヘッドホンは使いましょう(周りのキーボード音が気になる)
3、1時間の時間配分は決めておきましょう。(1時間で自動で試験終了してしまいます)
特に3番目の1時間制限を何故か2時間と思っており「余裕」に感じじっくりやってしまったため、時間不足で途中終了してしまいました。 結果は67点(あと3点で合格)
2回目の失敗:1回目の失敗を反省し即申し込み(試験終了翌日から再申込できます)、1週間後に再受験しました。ここでの失敗は、「天気予報を信じなかった」ことです。試験会場まで数分でしたが、「土砂降りの雨」にやられ、服を着たままシャワーを浴びた状態で試験会場に到着。そのまま、受けることになりましたが、「ずぶ濡れの違和感」「会場の寒さ」で試験に集中できず惨敗でした。結果は54点(合格まであと16点)
3回目の失敗: はっきり言って「もう意地になってました」。その1週間後に再受験。この日はテストの内容が難しく、今まで触れたことが無い問題が数問あったことで時間が掛かってしまい、結局時間不足のゲームオーバー気味で終了してしまいました。2問目に時間を割いてしまいました。しかも2問目の問2はやり忘れ(これをやっていれば合格の簡単な問題でした💦)結果は66点(合格まであと4点)
4回目ようやく合格:3度目の正直にも破れ、根本的に見直しました。3回目の見たことが無かった問題をみて、「テスト練習の量をこなそう」と思いました。試験は1か月後に受けることにして、徹底対策に注力することにしました。本屋に行き「特に苦手な問2」について「数パターンが載っているもの」、「解説が分かりやすいもの」を選びました。
本試験型 日商簿記3級 定番問題集(成美堂出版) を選びました。
1問、2問、3問のテストの特色と対策方法が初めにあることもとても参考になりました。テスト問題は15日分あるので、1日1テスト(15日)を2回行い、間違ったところを後で再確認できるようにマーキングし試験前日に見直せるようにしました。
このテスト問題集を繰り返すことで、「おちいりやすい間違えを防ぐこと」ができ、「簿記の理解が深まり」ました。やった分だけ、「使える簿記力」が身に付いたことは、逆にここまでやって良かったことだと感じました。 おかげさまで、余裕も生まれ「寒さ」「周りの雑音」「体調」に左右されることも無くリラックスして「時間配分」の管理も出来、全問回答 82点 で無事合格できました。😊
合格してよかったこと
まだ、実際に簿記の知識を使う場面としては確定申告くらいのものですが、今行っている経費の処理以外に不動産、車両、高額備品に対する減価償却の考えや、会社間における複数の会計処理方法、株の配当に対する考え方、「損益計算書」「賃借対照表」からみる資産状況の把握など、ビジネスにおける「体調管理が出来る知識と考え方」が身に着いたように感じます。4回も試験に臨んだことも良かったと思います。「より簿記を機会出来るようになった」「物事に取り組むスキームが体感できた」「諦めなければ何とかなる」と合格まで8か月半も掛かりましたが、得るものは多かったと思います。次はまた、時間が掛かるかもしれませんがFP3級にチャレンジしてみたいと思い分厚い参考書を手にしています。
「何歳でも諦めなければ何とかなる」ものですね。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。ではまた👋。
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